アルゴロジックの授業での使い方

プログラミング的思考を育むためのアルゴロジックの授業での使い方

プログラミングスキルではなくプログラミング的思考法を身につけるために役立つアルゴロジックの授業での活用事例を紹介したいと思います。

 

ここで取り上げるプログラミング的思考とは「いまあるものを使って出来る方法を考える」という考え方です。何でもすぐ「出来ない!」と言わないための勉強になります。

 

アルゴロジック(チャレンジ問題)三本の旗

使用するのはアルゴロジック(チャレンジ問題)の三本の旗です。
画面は下記から起動できます。

 

アルゴロジック ⇒ ゲームスタート

 

アルゴロジック(チャレンジ問題)

 

入門 ⇒ 三本の旗

 

三本の旗の画面

下記が「三本の旗」の画面です。

 

 

答えがわかる人にはカンタンなのですが、ここで詰まってしまう人がいます。

 

三本の旗が出来ない人の考え方

出来ない人は下記のように旗が二本取れたところで詰まってしまいます。

「真っ直ぐ3つ」「右に3つ」とプログラミングできても、右下の3本目が取れません。

 

 

  • 下向きの矢印がない!
  • 方向転換する部品がない!
  • 先生、コレできない!

となってしまいがちですが、もちろん出来ないわけがありません。
出来ます。

 

ただ、答えを先生が言ってしまっては意味がありません。
ヒントを出して、子どもたちに考えてもらいます。

 

 

  • 下向きの矢印や方向転換する部品を使わなくても出来る方法はない?
  • 旗を3つ取る方法は、ほかにない?
  • 旗を取る順番は決まってないよ。

このぐらいヒントを出せば、だいたい「ひらめいた!」と言って答えにたどり着けます。
(答えは、反時計回りに旗を取る)

 

まとめ:プログラミング的思考

これがプログラミング的な思考(考え方)です。
出来ないことがあっても、いまあるものを使って出来る方法を考えるのです。

 

「下向きの矢印がないから出来ない」ではプログラミングではありません。
「あるものを使って出来る方法」を考えるのがプログラミングです。

 

出来ないのなら、別の方法を考えてみるのがプログラミング的思考というわけです。

 

普段の生活でも「アレがないからできません!」なんて簡単に言ってませんか?
別の方法で出来ないかを考えてますか?

 

ぜひ、普段の生活でもプログラミング的思考を使ってみてください。

 

【プログラミング思考】
いまあるものを使って出来る方法を考える。

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